IMMとは:FX用語集@ FXから始める資産運用「お医者さんのPerceptive FX」

IMMとは:FX用語集@

この記事は2008年3月11日に書いていますが、今日はクロス円が軒並み大きく反発する場面がありました。


これについて、僕がよく見ている「羊飼い」さんのブログで、FXerさんという方がブログの記事に「IMMで見ると、円ロングの建て玉が既に10万枚も積みあがっています。
前回、円ショートが10万枚積みあがった時が円安の限界点だったことを思うと、そろそろ円高も限界なのではと思ってしまいます。
」というコメントを残されていました。


IMMポジションについては、以前に一度耳にしたことがありましたが、今まで全く気にも留めていなかったのですが、今回、このような反発があったことと何らかの関連があるのか?とも思い、IMMについて少し勉強してみることにしました。


IMMとは International Monetary Market の略です。



以下に外為どっとコムのIMMポジションについての記述を転載します。


CFTC(全米先物取引委員会)は、各取引所にそれぞれの商品先物の建て玉の公表を義務付けています。各取引所は毎週火曜日の取引終了後の建て玉枚数をCFTCに報告し、CFTCはそれを集計して当該週の金曜日午後3時30分(米国東部時間)にホームページ上で公表しております。

ここで取り上げた4通貨(円、ユーロ、ポンド、豪ドル)は、いずれもシカゴのIMM(CMEの1部門)に上場されている商品です。

なお、この統計表に記載されている為替レートと通貨先物の数値は、いずれも当該週の週末終値であって、建て玉枚数の数値は当該週の火曜日の数値であることにご注意ください。

一般的には、Non-Commercial(投機筋)のLong(買い)とShort(売り)の枚数が最も注目されております。ヘッジファンドやCTAなどの投機筋のポジションの変化によって、相場の方向性を見る投資家が多くなっております。ただし、大口のヘッジファンドなどは手口が公開されることを避けるため、通貨先物を利用しないといわれており、必ずしも投機筋の動向が反映されるとは限らないことに注意する必要がございます。



ちょっとこれだけでは具体的なイメージがつかないので、もう少し調べてみました。


「FOREX WATCHER」というサイトに次のような記述が見つかりました。


いわゆるシカゴ筋がひとりで為替市場を動かしているわけでは決してないが、市場参加者がシカゴ先物市場の建て玉指標を注視する理由は、単にシカゴ筋の動向を読むのに必要なだけではなく、これらの指標がマーケット全体の縮図を表していると推測されるためだ。つまり、シカゴ筋のポジションの偏りは、マーケット全体のポジションの偏りを鏡写しにしているのだろうと考えるからに他ならない。

では、ポジションの偏りが把握できればそこから何が判るのだろうか? それは、シカゴ筋、或いは投機筋が相場に対して強気の姿勢なのか弱気に傾いているのかを推測できることはもちろん、もっと重要なのはポジションの偏りが大きく膨らむとそのポジションを手仕舞うときに市場に大きなインパクトを与えかねないという点である。例えば、ドル・円相場が円高に向かっているときにシカゴ筋の円ロングが積みあがったとする。円高の流れが進行し続ける限り円ロングを保有する者はなんら困った状況には追い込まれない。しかし、ドルが反転上昇し急速に円安に向かえば、円ロングを保有する者はどこかの水準を境に含み損を抱えることになるだろう。このとき、損失を回避するために彼らは円ロングを手仕舞う行動に打って出る可能性が高くなる。これが実際に起これば市場に少なからぬインパクトを与えるかもしれず、さらに円安の動きに弾みをつける結果になりかねない。こういった潜在的なリスクがあることをシカゴのポジションは暗示している。



だいぶイメージがつかめてきました。


つまり、今のこうした円高の状況では、たとえば円ロングのポジションが積み上がり、その積み上がり具合がかなりの程度にまで達していると、そこが「底」であるor「底」が近い、という可能性があるということなんでしょうね。


記事冒頭にご紹介したFXerさんの、
「前回、円ショートが10万枚積みあがった時が円安の限界点だったことを思うと、そろそろ円高も限界なのではと思ってしまいます。」というコメントの意味がしっくりくるようになりましたね。


基本はやっぱりテクニカルだとは思いますが、こうした情報も知識としておさえておければよいかなと思います。あくまでテクニカルで終始するのが理想かと思いますが、今は何でも知りたがる時期だとも思うし、勉強することは悪いことではないでしょうから(相場で利益を上げることに直結する・しないは別として)毎日コツコツ理解を深めていきたいですね。
posted by アギト at 23:13 | Comment(1) | TrackBack(0) | FX用語集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
相場は【FX曼荼羅】のように、ぐるりと回る地球上のすべての要因の【立体球面的な相関】なんでしょうねえ?

このIMMの事(一、まあ、大きな部類に入る要因)として、その経済情報の仕組みなどを知る事ができまして、ありがたいです^^。

「その大きなFXワールドから、《美をも》、戴きたいものです」(^^)
13:33分
Posted by くにSUN at 2008年03月12日 13:33
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